国宝 金製耳飾
熊本県和水町 江田船山古墳出土 古墳時代・5~6世紀
東京国立博物館蔵
水滴形および円錐形の飾りの付いた三連のチェーンをぶら下げた金製耳飾りで、一部に銀やガラス製の部品が使われています。揺れ動くたびにダイナミックにきらめき、音を奏でる最先端のアクセサリーでした。朝鮮半島南部にあった古代国家、加耶で製作され、熊本の豪族にもたらされたものでしょう。