東北から九州まで全国の「はにわ」が空前の規模で大集合!
埴輪とは、王の墓である古墳に立て並べられた素焼きの造形です。その始まりは、今から1750年ほど前にさかのぼります。古墳時代の350年間、時期や地域ごとに個性豊かな埴輪が作られ、王をとりまく人々や当時の生活の様子を今に伝えています。なかでも国宝「埴輪 挂甲の武人」は最高傑作といえる作品です。この埴輪が国宝に指定されてから2024年に50周年を迎えたこと、そして九州国立博物館が2025年に開館20周年を迎えることを記念して、全国各地から約120件の選りすぐりの至宝が集結します。さらにアメリカのシアトルからは「埴輪 挂甲の武人」の兄弟埴輪も来日。空前の規模の埴輪展にご期待ください。